品川区の街の特徴とは?不動産会社を選ぶ際はエリアに詳しい会社を選ぼう
品川区は交通・交易の拠点として古くから栄える街です。区内には品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区の5つのエリアがあり、それぞれ特色があります。不動産売却相場はエリアや物件の種類によって異なり、地域特性を踏まえた査定が必要です。
目次
品川区の街の特徴とは?エリアごとに紹介
品川区は、東京都23区の中でも交通・交易の拠点として古くから栄えてきたエリアであり、大森貝塚など日本考古学が発祥した地としても有名です。品川区は品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区の5つの地区に大きく分類されます。
◇品川地区
品川駅周辺の品川地区は交通の要所として栄えており、大規模な商業施設やオフィス街を擁している品川シーサイドフォレストや天王洲アイルは年間を通じてにぎわいを見せています。
◇大崎地区
大崎地区は再開発が進み、近代的なビルやオフィスが多く立ち並んでいるだけではなく、
緑豊かな公園が点在している住環境の整ったエリアとして人気があります。
◇大井地区
大井地区は商業施設・文化施設が建ち並ぶ他、大森貝塚遺跡庭園やしながわ水族館、大井競馬場などのレジャースポットに恵まれているエリアです。
◇荏原地区
由緒のある寺社が数多く点在する荏原(えばら)地区は、品川区の中でも特に歴史と伝統が感じられる地域です。戸建て住宅や低層マンションを中心とした住宅街が広がり、教育施設が充実しているのも同エリアの特徴です。
◇八潮地区
機能的な大規模団地「八潮パークタウン」をはじめ、京浜運河緑道公園、大井ふ頭中央海浜公園など規模の大きな都立公園が揃っている八潮地区は、家族で住むには理想的なエリアとして人気があります。
品川区の不動産売却相場とは?
品川区は、高級住宅街から庶民的な下町まで幅広い住宅地を持つ多様なエリアです。そのため、不動産の売却相場も地域や住宅の種類によって大きく異なります。
◇戸建て
品川区の一戸建て売却相場は、建物面積87㎡、建物面積61㎡、築年数19年を中央値とした場合で、7,980万円です。2024年5月現在での前年比は106.7%ですから、わずかながらも上昇していることが分かります。首都圏ということもあり、60㎡以下の一戸建てに人気が集まっているのが品川区の特徴です。
出典元:suumo
◇マンション
マンションに関しては、57㎡で築年数28年の物件の売却相場が5,980万円です。中には70㎡〜90㎡の専用面積で1億円を超す物件も多数あります。マンションの場合には、やはり駅からの徒歩分数が8分以内の物件に人気が集中しています。
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◇土地
品川区の土地は150㎡以下の物件がほとんどで、平米単価相場116.4万円/㎡、土地面積85㎡、土地売却相場9,500万円が平均値となっています。
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品川区で不動産会社を選ぶ際のポイントとは?
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品川区で不動産会社を選ぶ際には、取引実績を確認し、品川区のエリア特性に詳しい不動産会社を選ぶことが重要です。また、営業担当者との相性も重要なポイントとなります。
◇不動産売却が得意な会社を選ぶ
不動産会社は売買仲介だけを生業としているわけではなく、賃貸仲介に特化している業者も数多く存在します。ですから不動産会社を選ぶときは、まず不動産売却の実績が豊富かどうかをチェックする必要があります。
売却に特化した不動産会社の中にも、仲介業者(エージェント)と買取専門業者の2タイプがありますので、ニーズに合わせて選択するとよいでしょう。
◇営業担当者との相性を見極める
不動産売却は単価が高いため、営業担当者の手腕によっては、同じ物件でも売却価格に数十万円の差が出てくることも珍しくありません。売却をスムーズに、しかも効率よく進めるためには、経験が豊富で信頼できる担当者を選ぶことが不可欠です。
◇品川区に詳しい店舗を選ぶ
品川区の物件は高級住宅街の一戸建てから下町のマンションまでバラエティに富んでいますので、地域の詳しい知識や実績を蓄積している店舗を選ぶことも重要です。
不動産売却の注意点とは?
不動産をよりよい価格で売却するためには、いくつかの注意点に気をつける必要があります。不動産売却で定評のある不動産会社を選ぶと同時に、ゆとりを持って売却スケジュールを組むことが大切です。
◇瑕疵を隠さない
中古の不動産物件というのは、新築のように完璧な状態なわけではありません。どこかしらに瑕疵(かし)があるのが普通ですが、物件の欠陥を正直に伝えることで、買主との信頼関係を築くことができます。買主はリスクを理解し、納得した上で購入を決断できますので、スムーズな取引が期待できます。隠し事が発覚した場合、信頼が損なわれるだけでなく、取引が中止される可能性もありますので注意しましょう。
売却する物件に隠れた瑕疵があり、これを隠蔽した場合には、損害賠償請求のリスクが生じることも考えられます。
◇余裕をもってスケジュールを組む
不動産は高額の買い物ですので、売りに出してもすぐに売却できるというわけではありません。不動産会社と仲介契約を結んでから、実際の売却に至るまでの平均日数は2ヶ月〜6ヶ月前後です。購入希望者が実際に現れた後も、価格交渉やローンの準備などで数ヶ月かかることがあります。
ですから現在の持ち家を売却して新しくマンションを購入しようと考えている場合などは、早めに売却スケジュールを組むことが必須です。
◇早めに不動産会社へ相談する
家を売却することが決まったら、早めに不動産会社に相談をすることも重要なポイントです。不動産売却に関しては、どの不動産会社でも無料で相談を受け付けています。専門家と相談することで、スムーズな売却プロセスを進めることができますし、最適な売却価格を得るための戦略も立てられます。
品川区は東京都内でも交通・交易の中心地として古くから栄えており、大森貝塚がある日本考古学の発祥地でもあります。区内には品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区という5つのエリアがあり、それぞれ特色があります。
品川区内の不動産売却相場は、一戸建てやマンション、土地などで異なり、地域特性を踏まえた査定が重要です。また、売却を考える際には、信頼できる不動産会社を選び、売却の際の注意点やスケジュールの余裕を持つことが推奨されます。